唐突ですが、今、あなたの部屋の電気がつかなくなったとしたら、あなたはどういう行動をとりますか?

  • とりあえず、スイッチの入り切りを繰り返す。
  • 球切れを疑い他の部屋の電気を見に行く。
  • ブレーカーを調べる。
  • ヒューズを調べる。
  • 照明本体を疑う。

今時の家にも、ブレーカーのそばにヒューズがあるのかどうかはさておき、大体こんなところでしょう。

順番も概ねこの順序で追っていくと考えられますので、ここまで調べれば、原因が解らないということはまず無いと思います。

電気の球が切れる、というレベルであれば、過去の人生で多くの人が経験していますからね。

では、家庭の中で起こりうるトラブルで、もうちょっと難易度の高そうなトラブル、例えば水回りのトラブルであった場合はどうでしょう?

例えば洗面台の下にカビが発生していたとします。

この場合のトラブルシューティング(故障探究)は、どこから、どうやって攻めるべきか。

  • とりあえず除湿剤を設置する。
  • 変化が無い場合は水漏れ場所を調査する。

という具合のところまでは、我々素人でも思いつきますし、実践出来ますよね?

でも、これでも解決しない場合は、専門業者にお願いすることになると思います。

問題とはその原因が解った段階で、対応が可能となりますので、物事が「原因さえ解れば解決したも同然」といわれるのは、至極当然のことと理解出来ますし、逆に、原因が解らない(水漏れ場所が解らない)場合は、少なくとも個人では解決のしようがありません。

このように、問題の解決は、全て原因探究からはじまります。

つまり、なぜそれは問題になっているのか?その問題が解決されないでいるのはなぜなのか?

ここを知る必要があるということです。

時代とともに、この問題の原因探究という手法が変化していき、今では検索という手段が主流になりつつあり、その時代にマッチしているビジネスが、アフィリエイトというワケです。

それでは、本題。

今日お伝えします、売れるライティングスキルの基本その2は、その1でお伝えしました、掲示した問題の原因掲示です。

なぜ、問題が問題のままなのか?をお客様に伝える。

前置き部分で大分お話してしまいましたがw 問題の掲示のあとに、その問題の原因掲示という流れでコピーを進めることが、売れるライティングの基本です。

前回の記事→売れるライティングスキルの基本その1で例に上げた、美容液の広告を今一度見てみましょう。

問題は、頭がかゆくて眠れない、年中フケが止まらない、ヘアカラーがしみる、頭皮をかきすぎてかさぶたが、いつも痒くてイライラ・・・というものでしたが、その原因はこれですよ、という具合に、シャンプー、紫外線、皮脂、乾燥、アレルギー、カビ菌、ストレス、汗や汚れと、具体的に表現をしていますよね?

まずはお客様に、問題を問題と気付かせること、そして次にその問題の原因は何であるか、を的確に表現すること。

原因を的確に表現することより、お客様をさらに「この人は(この会社は)きっと私の助けになってくれるはず」という心理に導くことが出来ます。
※その為には、やはりリサーチの量と質が物を言うんですがね。

まとめ

前置き部分で書いた、水漏れの例で言えば、問題の原因はどこにあったのか?

その説明無く修理に取り掛かる業者はいないですよね。

もしいたとしても、あなたが修理代を請求された場合、どこに原因があったのか?事前に知らされていなければ、その修理をそこで依頼するか否か?を判断出来なかったのですから、クレームをつけてもおかしくありません。

聞けば当たり前の話です。

このように、ライティングスキルと言っても、基本は物事の自然な流れをコピーとして表現するだけですから、決して難しいことでは無いのです。

しっかりと基本を押さえて、身に付けていきましょう。