ネットビジネスに限らず、ビジネスの根幹にある概念は問題解決(solution・ソリューション)です。
- その悩みを解決するサービス
- その不満を解消する商品。
- その欲求を満たす商品。
表現こそ異なりますが、報酬の対価とは、顧客の問題を解決することにあるのです。
売れるコピーを書くには、このことをまず第一に抑えておきましょう
では、そこを踏まえた上で、前回の記事に書いた5つのポイントを見て行きます。
前回上げた5つのポイントは順番に
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としています。
問題を解決することがビジネスの基本でありますから、売れるコピーとは、まずその問題とは何なのか?を、お客様に知ってもらう必要があるのです。
売れない売れないと叫ぶ多くのアフィリエイターは、
「問題を解決しようと考えているから、私のサイトに来ているんでしょう?だったら今さらそんな事を書かなくても良いんじゃないの?」
と言った具合に、その基本を無視して、もしくは基本を知らないがゆえに、問題を提示しないうちから、解決策の提案、つまり売り込みをはじめてしまうのです。
商品名に特化したサイト構成をしておらず、しっかりとリサーチを行い、コンテンツを詰め込んだサイトであればあるほど、あなたのサイトに訪れる人は、
- 何となく不安を抱えている人
- 曖昧(あいまい)な不満を抱えている人
- 自分の欲求が不透明な人
というように、具体的に自分の問題を理解していない人の方が多くなります。
ですから、まず冒頭の部分で、あなたのサイトで紹介する商品やサービスで解決できる問題を、
「あなたの問題はこれらです」
という具合に、お客様(訪問者様)に明確に掲示する必要があるのです。
解決出来る問題の掲示具体例
ヘッダー(見出し)で掴む
では、実際の広告では、どのように問題を掲示しているのか?具体的に見て行きましょう。
まずこちら。
頭皮への美容液の広告ですが、
- 頭がかゆくて眠れなとい
- 年中フケが止まらない
- ヘアカラーがしみる
- 頭皮をかきすぎてかさぶたが
- いつも痒くてイライラ
このように、広告のヘッダー部分で、この美容液を使うことにより解決する悩みが、具体的に列挙されています。
ヘッダー、見出しは、言うならば「掴み」ですから、広告を見た瞬間に、お客様に「ん?」と思わせること、そして「私のこと?」と感じてもらわなければなりません。
その問題を知り尽くしているかのように見せる
そして次に、お客様に対して、その問題をあなたが熟知しているように見せ(魅せ)ます。
こんな具合ですね。
あなたがリサーチした結果を、このように箇条書きにして掲示すれば、お客様は「そうそう、私のことでしょこれ」とか、「ああ、同じ悩みの人がいるんだ」と思っていただけるでしょう。
あなたのコピーに対して、どれだけお客様が感情を揺さぶられるか?ここが勝負どころです。
つまり、どれだけ「私のこと」と思わせることが出来るかが、勝負の分かれ目であり、それを決めるのが「リサーチの量と質」ということです。
もうひとつ見てみましょう。
http://www.suntory-kenko.com/contents/ad/40/lst/lctc/id_a/?key
生活習慣の乱れによるメタボ対策サプリメントの広告ですが、なんとなく●●という症状を抱える人へ向け、
その症状の要因はこれ(生活習慣)ですよ、と伝えています。
まとめ
問題の掲示を行わず、売り込みを始めるという行為は、お医者さんが、あなたに病気であることを伝えないうちから、処方箋を出すようなものです。
お客様の信頼を得ながら、広告(コピー)を精読して貰うためには、まずは問題の掲示を冒頭にて打ち出すこと。
これが基本です。