過度な自作自演リンク、アドセンスの不正クリック、スパムメールの配信など、アフィリエイトを実践していく中で、絶対にやってはいけないことが沢山あります。

ただこれは、ボクの完全な主観なのですが、そういう不正行為とはニュアンスが少し違うものの、一番やってはいけないことと考えていることが1つあるんです。

それは「嘘(うそ)をつく」という行為です。

嘘と演出との差を見極める

アフィリエイトは、まだまだ匿名性の強いインターネット上で行うビジネスですから、残念ながら嘘をついてサイトを運営している人が少なく無いと感じています。

もちろん、それ(嘘)を第三者が確定させることは難しいことですので、あくまでも想定の域を出ないことと言えば出ないことなのですけど、これだけ長い間ボクもこの業界にいますので、そういうサイトはもうすぐに解るんですね。

特に、ビジネス系の情報商材アフィリエイトサイト、いわゆる「アヤシゲ」なサイトは、非常に残念な方が多いのが現状です。

まあ、物販サイトでも、似たようなことが行われているのを見かけるので、情報商材を扱っているところだけ全て怪しい、ということでは無いのですけどね。

物販・情報商材ともに一番多いケースで、解り易いのは、紹介している商品を、買っていないにも関わらず、買ったことにして、レビュー記事を書いているという点でしょう。

ここ、ニュアンスが大事なので、よく考えて下さいね。

買っていない商品を、買ったことにして、という部分にボクは憤りを感じるのであって、買っていない商品を扱うこと自体を否定しているワケではありません。

要は、嘘をつかずに記事を書ければ、それはライティングテクニックという部分ですから、ある意味グレーな部分はあったとしても、これは100%避難されるところでは無いと思うんです。

問題は、完全なる嘘をつくという行為です。

嘘は人を傷つけますし、あなたを含め、誰も幸せにしないのです。

このことに気付いていない、残念な方が未だに多い業界ですので、これからアフィリエイトに臨むあなたには、そうならないように、そういう人の影響を受けないように、ここで注意喚起しておきます。

なぜ嘘をついてサイト運営をする人がいるのか。

嘘をつくには、それなりの理由があるのでしょうけど、ボクが思うに、その要因の根っこは「心の弱さ」だと思います。

アフィリエイトは自らを律しなければならない、というところは再三このサイトでも発信していますけど、
参照記事→アフィリエイトに向かない人

そういう心掛けが無いと、人というのは本当に心が弱い生き物ですから、易きに流れてしまうものなのです。

心が弱いと、イバラの道か平坦な道かの2択を突き付けられた場合、イバラを選ぶことが無くなってしまいます。

アフィリエイトの工程で言えば、例えば毎日の日記ブログの更新作業というものがありますが、これを「今日は疲れたから良いか」というような安易な発想を抱き、サボってしまう。といったところでしょうか。

毎日続けることが大事なのに、それを放棄してしまう。お金が欲しくて仕方が無いのに、ついつい甘えが出てしまう。

得てしてそういう人が、楽をしてお金を稼ぎたいがゆえに、バレバレの嘘を書くようになってしまうのかも知れませんね。

それがどういう事態を招くかも考えずに。

とても残念なことだと思います。

稼いでいる風に見せなければならない?

アヤシゲなお金儲け系のアフィリエイトサイトを運営している方は、大抵こんな風な感じで、いかにも自分は稼いでいるように表現されています。

  • ネットで稼いで自由を手に入れました。
  • ほったらかしで今では月1000万円稼いでいます。
  • サラリーマン時代の10倍は稼いでいます。

どれも似たような話ですが、こんな具合でしょう。この手のブログのサイドバーには、誇らしげに報酬画像が掲載されているのをよく見かけますw

ただ、これは先ほど書いた、グレーなところはあるとは言え、100%否定することでは無いという事例です。嘘でなければ。

自己表現の仕方は自由ですし、人々にアピールするには演出が必要でありますから、その報酬が嘘でなければ、それは個人の自由ということです。

不動産会社の社長が、高級輸入車を乗り回すみたいな感じといったところでしょうか。

不動産、芸能界、プロスポーツ、そしてネットビジネスと、稼ぐためには人々の羨望を得る必要がある、もしくは「手っ取り早い」という業界ってのがあるということですね。

現状のこの業界では、そこを履き違えている人が多いんです。

稼いでいるように見せる=稼いでなくとも稼いでいるという嘘をつく。

というような、単純な発想でいる人も実際多そうです。

本来はそうでは無く、稼いでいるように見せる=余裕を見せる。という具合に、自己プロデュースをしなければならないんですが、その自己プロデュースの仕方を教えてくれる人って、そうそういませんからね。

あなたが、もしそっち系のアフィリエイトに進まれるのであれば、絶対に嘘はつかないように、自分を律して下さいね。

まとめ

各業界、それぞれの事情があるでしょうけど、どの世界でもやはり「嘘」はダメでしょう。

虚像の世界の代表でもある芸能界でさえ、最近では嘘がつきにくい状況です。

余談ですが、なべおさみの不祥事会見のときの嘘が、その後20年間レギュラー1本も無しという状況を招いたという事実もあります。

嘘は必ずバレるんです。そして、その嘘で最も傷つくのは自分自身なのです。

お金はいつでも取り戻せますが、信用というものは、一度失墜してしまうと回復不可能なことだってあるんですよ。

嘘などつかなくとも、ネットビジネスはちゃんとやれば稼げますからね。

自分を信じて、突き進んでいきましょう。