恐らくボクは、文字で人に何かを伝える、という行為が好きなんだと思います。

世の中には、文章よりも話し(トーク)で伝える方が好きであり得意という方も多いと思いますが、ボクは理屈っぽい性格が災いしてなのか?話しよりも文章なんですね。

話しというのは、出た瞬間に消えてなくなるものであり、こちらの言いたいこと、伝えたいことを、言葉で表現しても、理解してもらえるかどうかは、受け手のスキルにある程度依存しなければなりません。

まあそれは、文章で表現しても同じことなんですけど、文章はずっと残るので、読み直してもらうとか、他の人に見てもらうなど、理解してもらえるチャンスが、瞬間的ではなく永続的にあるワケです。

伝えたいこと、こちらの意図などは、全部伝えたい。

ホレたハレたの気持ちじゃあ無いですケド、言葉や文字で気持ちを全部伝えることなど、出来やしないのですが、ボクはそこに拘ってしまうことが多いので・・・

結局、文章派という立ち位置に収まっているワケですな。

まあでも、そうなると、まさにアフィリエイトっていう仕事は、もしかしたら天職なのかも知れませんね。

記事ライターとコピーライターとの違い

さて、今日のお題はライター(writer)です。

ここで言うライターは、コラムやエッセイなどを書くことでは無く、アフィリエイト用の記事生成を請け負う、フリーの記事ライターのことです。

ボクは、自分で運営するアフィリエイトサイトの記事は、ほぼ全て自分で記事を書いているのですが、活躍されているアフィリエイターさんの中には、外注さんに記事生成をお願いして、自分はサイトへの投稿や、リサーチに時間を割いているという方も多いようです。

その手の依頼を受け、表現するのがライターさんの仕事というワケですね。

でもこれ、以前ふと疑問に思ったんです。

ライターさんって、記事が書けるんなら、自分でアフィリエイトやれば良いのに」って。

その方が、確実に入ってくる金額は多くなりますから、なんで人の為に記事書いてるんだろう?てか、そんなことホントにあるのかな?

みたいな感じで、軽く疑ってたりしてましたw

ある日、ボクも試しに使ってみようかと考え、どうせならちゃんと打ち合わせをしてから、と思って、渋谷駅から10分くらい歩いたところに本社を構える、業界では大手のライターさんを斡旋している企業さまに、伺ったことがあります。

その際、ご担当者さまに「何でライターさんはご自身でアフィリエイトをしないんですか?」と質問してみたんですが、

曰く「アフィリエイトって難しいじゃないですか・・・」とのこと。

たしかに、リサーチしかり、SEOしかり、サイト構成しかり。

やることが多く、それなりに覚えることもありますが、ボクに言わせれば、一番難しくてスキルが必要なのは、記事生成ですから、それが出来るんなら問題無いんじゃあないかと思ってたんですけど、どうやらそういうご認識では無いみたいなんですよ。

まあ、それはそれで、個人のお考えですから尊重して、その日は契約を行う段どりをとって帰宅し、数日後に契約→納品となったワケですけど、その納品されたものを見て、先日の話を妙に納得しました。

書く記事は「売れる記事」でなくとも良い

手元に届いた記事を拝見して、先日のご担当者さまが言っていた「アフィリエイトって難しい」という言葉の意味が解ったんです。

要するに、ライターさんに書いてもらった記事では、売れる要素が何も無く、ただ指定したキーワードがいくつか入っている文章の集まりだったんですね。

これでは、いくらサイトにコンテンツとして入れても、成約に繋がるワケはありません。

もともとボクは、サテライトサイト用の記事生成をお願いしていたので、これで十分ではあるのですが、恐らくライターさんたちは、そもそも記事は書けるけど、売るためのコピーライティングが苦手なのではないかと。

  • キーワードを指定され、それに沿って記事を書けばお金になる。
  • 仕事は斡旋してくれる会社に登録しておけば、困ることは無い。
  • 面倒なSEOなどの作業をせずとも、やればやっただけ成果になる。

コピーライティングが苦手な方でも、記事が書ける人にとっては、上記要素は魅力的ではあります。

小さなお子様をお持ちの主婦の方が、仕事で外に出られないとか、アフィリエイトはやってみたものの、セールスの記事が書けない、などの理由で、フリーのライターに収まっているという方も多くいらっしゃるのではないかと予想します。

アフィリエイト業界に限らず、WEBマーケットにおいて、有能なコピーライターは、現状、引く手あまたの売り手市場であることは想像つきますよね?

同様に、例えセールス用のコピーライティングが苦手であっても、オリジナルな記事を書ける人というのは、とても重宝されている傾向にあります。

もちろん、ギャラは比較にならないほど差がありますけど^^;

文章を書くことが好きで、確実な報酬を得ることを望むのであれば、ライターは自分の長所を活かした仕事とも言えます。

ストレスフリーで行える仕事でもありますから、一考の余地はあるかも知れませんね。

まとめ

サラリーマンが、副業でライターになる、というのは、求める収入次第で、可にもなり得ますが、500文字~600文字程度の記事一つ書いて、報酬は100円前後の仕事ですので、「割」で考えるとちょっとしんどいですよね。

例えば、売れっ子のアフィリエイターさんとか、もしくはアフィリエイトを組織で取り組んでいるところと、専属契約を結ぶなどをすれば、単価を上げられるかも知れませんので、こういう寝技を使えればどうかな?とは思いますが。

いずれにしろ、ボクと同じく、文章を書くということが好きという方には、いずれ関わる仕事になるかも知れませんね。