先日は非常に歯切れの悪い記事となってしまいましたが、今回は一見すると、もっとハードルが高いようなテーマです。

ですが、このテーマであれば、前回のような失態は犯さないでしょう。

なぜならば、ボク自身で「経験があるから」です。

情報販売ともなれば、特商法の記載が必須ですので、サラリーマンの副業としては、かなり厳しい条件ですけど、如何にしてそれをクリア出来たのか?どうしてリスクを冒してまでそれをやろうとしたのか?

今日はそんなところを書いてみようと思います。

情報販売ビジネスとは

情報販売ビジネスとは、俗称インフォ業界などとも言われ、あなたの経験から、他の人にも役立つであろうと思われる情報を、電子書籍(PDFファイル)・音声・動画などの形態で提供するビジネスのことです。

現在、販売されている情報ジャンルには、ダイエット・バストアップ・恋愛・復縁・離婚問題・投資・ネットビジネス・ギャンブル・いびき・吃音などがありまして、悩み系・コンプレックス系・ビジネス系・アダルト系に分類されています。

内容の如何はともかく、まあこれは売れるだろうな、と思えるものから、こんなの売れるのかよ?と思えるジャンルまで、実にさまざまな情報が現在販売されています。

ネットビジネスを全く知らない方にすれば、情報販売などは「怪しい仕事以外の何ものでもない」と思われる方が多いと思いますし、ネットビジネスを少しでもかじったことがある方であれば、「ちょっとハードルが高い(売れる情報など作れない)」と思われるのではないでしょうか。

只、よく考えてみると、例えば料理のレシピ本や、エクササイズのDVDなどは、紛れもない情報販売ですし、一般の方でもそれらを購入するのに、後ろめたい気持ちになる方などまずいませんよね?

ボクが思うに、結局のところは、自分の持っている情報などに価値があるのか?需要がそもそもあるのか?という疑念がそもそもあるので、ちょっと斜(はす)に構えてしまっている方が多いのではないのかなあ、と。

思考を柔軟にして、視界を広くすれば、少なくとも売れる情報というものは、今後も現れ続けるでしょう。

売れる情報のネタは意外と近くにあったりします。

先ほど思考を柔軟にと書きましたが、これはどういう意味か。

少しだけボクの考えをお伝えしますと、やっぱり既存の概念に囚われないことが一番大事かなと。

インフォ業界では有名な話ですが、あの「犬のしつけビデオ(DVD)」などは、例えば20年前では、誰にも思いつかないものでした。

それまでは、犬をしつけるのは飼い主の役目であり、教わるものとは考えないで、どうしても手を焼く場合には、ドッグトレーナーに預けてしつけをお願いする。

それが常識だったワケです。

ですが、インターネット環境と、撮影機器が充実しはじめた時代に、ふとしたキッカケで、飼い主がただ延々と犬をしつけている動画を撮影して、それを販売したところ、爆発的に売れたのです。

今では類似する動画が何本もリリースされていますが、元祖となる犬のしつけビデオを販売した方の発想は、かなり抜けていますよね。

そんなもの売れるワケ無いと、少しでも思っていたら、手が止まっていたと思いますし、逆に「キッチリと作り込まなきゃ」と力が入っていれば、いつまでもリリース出来なかったかも知れません。

売れる情報のヒントは、常に身の回りに散らばっていますから、それを形にして販売につなげるには、行動力と好奇心、そして何よりも需要を感知するアンテナを持ち合わせることでしょう。

情報販売の利益率はハンパではありません。

情報販売は、一般的な物販と違い、仕入→販売の繰り返しではなく、一度作成してしまえば、在庫が無くなるということがありませんので、利益率がとんでもなく高いというところが最大の魅力です。

ボクが、一度はやってみたいと考え、そこに切り込んでいった最大の要因がここですからね。

作成するまでのコスト(原価)を考えなければ、掛るコストはASPなり決済サービスへ支払う手数料だけですから、場合によっては90%以上の粗利率を狙うことも十分に可能です。

10,000円の商品であれば、9,000千円が利益なんですよ。

サラリーマン時代、小売り業に籍を置いていたボクには、この利益率が超優秀な数値であることに疑う余地がありません。

イカガワシイ人達が、ビジネス情報を販売してしまうと、その美味しさゆえにヤミツキになってしまうのもうなずけます(苦笑

どんな情報が売れるのか?

情報販売が儲かるビジネスであったとしても、そこに需要があり、そしてその需要を喚起させなくては、肝心の利益が生まれません。

つまり、売れる物であったとしても、売れなければ利益にはならない、ということ。

当たり前と言えば当たり前なんですけど、仮に売れる物(情報の再現性に自信のあるもの)を作ったとしても、ターゲットにその情報の存在を知ってもらわなければなりません。

情報販売者(インフォプレナー)にとっては、ここが最大の課題と言っても良いでしょう。

また、情報販売ビジネスは、購入していただくまで、中身が確認出来ない、ある意味特殊なビジネス形態ですので、如何にその内容が素晴らしいのか、あなたの悩みや不満を解消できうるものであるかを、販売ページで表現しなければなりません。

如何に内容が素晴らしくとも、如何に集客出来ても、売れるか売れないかは、この販売ページによって決まると言っても良いほどです。

ですから、まずは絶対的に分母の大きいジャンルや、人が生きている限り尽きない悩みのジャンルを扱うことが、売れる秘訣であり、先ほど例をあげました、恋愛問題やビジネス(お金)に関わる情報がリリースされ続けるのも、常に売れるからであり、至って当然なんですね。

サラリーマンが副業で情報販売をする方法

今日のメインコンテンツはここです。

ボクはどうやってサラリーマン時代に、本名を出さず、情報を販売する立場、いわゆるインフォプレナーとして活動していたのか?

その答えは「提携・パートナーシップ」です。

提携とは要するに、全てを単独で行うのではなく、販売者となってくれる方を探し、提携してビジネスを行うというスタイルです。

ボクは匿名で活動出来る、アフィリエイターとしての立場だけの時に、ご縁ある方と繋がりを持ち、それを継続していく中で信頼関係を構築していき、お互いがWINWINとなれるような企画を立案して、それを形にしたというワケですな。

役割としては、ボクがノウハウの提供(コンテンツ作成)を担当し、パートナー様が販売元となり、販売ページを作成しました。

これなら、匿名でも十分に活動が出来ますからね。

1人で全てをこなせば、当然利益は全て自分のモノになるワケですけど、名前をWEB上に明かすというリスクを背負うことは、当時絶対にしたくなかったので、この形が落としどころではあったワケです。

でも結果は、ボクの期待値をはるかに上回る利益額を得ることが出来ましたし、ブランディングという意味でも非常に有効な企画だったと思っています。

そのパートナーさんとは、今でもお付き合いがありますし、その甲斐もあり、お互いに法人化するに至りました。

それほど情報販売とは、一言でいうと「美味しいビジネス」であることは間違いありませんよ。

まとめ

今日は今日で、アフィリエイトよりも情報販売の方を推奨するような記事になってしまいましたが^^;

実際には、情報の販売には、販売責任が伴いますので、やはり提供する情報自体の内容が第一です。

売れれば良いやではなく、ご購入者さまに満足していただくことを第一に考えなくてはいけません。

ビジネス系のプレナーさんには、ここを見失っている残念なプレナーさんが多いのが現状なんですけどね。

ということで、ここでもやっぱりコンテンツありき

自信のある情報コンテンツをお持ちであれば、提携先さえ確保してしまえば十分に実践に移せるビジネスではありますが、もしあなたが、空手(からて)から情報を販売してみたい、とお考えになったなら、まずは提供できるコンテンツを作成するところから、はじめなければなりませんよ。