アフィリエイト以外の副業ネットビジネスの中で、利益率から言うと、情報販売がダントツに優秀であることは、前回お伝えしたとおりです。

参考記事→副業で情報販売者になるには?

ブランディングという意味でも、インフォプレナーになるのは今のところ、稼ぎ自慢のアフィリエイターに次ぐ効果があると思いますので、それを果たせばネットビジネス実践者の中で、少なくとも一目置かれる要素を得ることになります。

まあ、はじめからそこを狙うというのも、なかなかのハードルですので、いつか自分のノウハウを初心者さんに提供して、稼げるように手助けしてあげたい、というようなスタンスでアフィリエイトに取り組むと、相乗効果も狙えるのではないかと思っています。

やっぱり、常に誰かに教わるつもりで、とか、自分の稼ぎの為だけに、とかよりも、誰かに教える為にスキルを磨くという意識の方が、成長が早いですからね。

さて、そんな情報販売ですが、一般的なノウハウ部分、いわゆる教材と呼ばれるもの以外にも、実現出来るものがあります。

それがツール販売です。

アフィリエイト用ツールとは?

HTMLやCSSの知識が無くとも、キレイなアフィリエイトサイトが作れるものですとか、リライト記事をクリックだけで生成出来るものなど、いわゆるアフィリエイト作業の効率化を図れるもの、それがツールと呼ばれるものです。

現在、アフィリエイト用のツールは、実にさまざまな物がリリースされており、サイトアフィリエイターであれば、殆どの方が持っているであろうツールや、かなりマニアックなものまで、多種多様に存在しています。

そのツールについて、各アフィリエイターさんがもつ印象もさまざまでして、ツールなんかに頼るな!という方もいらっしゃれば、ボクみたいに大好物の人もいるワケなんですけど、これだけの数が市場に出回っているところから想像すると、結構ボクみたいな人も多いと思うんですよ。

まあ、誤解を恐れずに端的に言うと、アフィリエイターというのは「面倒臭がりの人」が多いのではないかな?なんて予想もしていますw

オリジナルツールをリリースしてみての感触

そんな予想もあり、自分の為にでもあるので、思い切って去年(2014年)の2月に、ボク自身のオリジナルアフィリエイトツールというものを、作って販売してみたんです。

機能としては、スマホで操作できるキーワード探索ツールってやつでして。

仕上がった物は、とても満足いくツールになりましたし、実際に販売してみたところ、やっぱり予想はある程度当たっており(笑)、かなりの手応えを感じました。

アフィリエイトツール用のツールは、恐らくこれからも何かと人気が出るでしょうし、需要は絶えないのではないかと予想します。

そうであるなら、これは紛れもないビジネスチャンスなのですから、見逃す手はないと思うんですよ。

とは言え、ボクも含め、自分でツールを開発出来る人など、かなり稀だと思いますので(ボクは作れません)その辺の課題をクリアしなければなりませんね。

でもここの部分は、恐らくあなたが思うほど、ハードルは高くないと思います。

なぜかと言えば、ツールの作成は、外注にお願い出来るからなんですよ。

外注にツールを作成してもらう方法

プログラマーさんと、個人的なお付き合いがあれば、そういうコネクションを使っても良いと思いますが、ボクにはそういうコネもありませんでしたので、ランサーズというアウトソーシング会社に委託して、受注してくれるエンジニアさんを探しました。

ただ、言っちゃあれですけど、当たりハズレみたいなことがあると思いますので、正式にお願いする前に、出来るだけコミュニケーションを取って、自分が求めるものを再現してくれるスキルがあるかどうか、意思疎通を図った方が良いですよ。

納期は、ツールが実装する機能次第だと思いますが、エンジニアさんは、とにかく納期が命ですので、しっかりと帳尻を合わせてきます。

でもここでも注意が必要で、しっかりと納品されたものをチェックして、求めていた機能が上手く作動するかの確認はしたほうが良いですね。

ここの確認と校正で、結構時間を費やしますので、リリースを予定している日から逆算して、初回納品日は最終納品予定日よりも数週間前に設定して、依頼すると良いでしょう。

いざリリース。でもツール販売の美味しさはここから

ツール販売は、ツール作成費用という原価が発生します。これは致し方ありません。

なので、ノウハウなどの情報販売と違い、利益率は売上本数に応じて上がっていく感じになります。

ボクがリリースしましたツールは、原価も多少かさみましたが、利益を脅かすことは無いくらいの売上を上げましたので、まずは目的はクリアです。

しかし、実はツール販売の旨味はここからなんですよ。

ノウハウ販売などですと、購入者さんによっては、すぐに実践を諦めてしまって、購入者通信を解除してしまうことも良くあるんですが、ツールの場合ですと、バージョンアップですとか、WEBサービスの仕様変更に対応するための処置を、ツールに施す場合があるので、その都度購入者通信を配信します。

ってことは、購入者さんは、仮にツールをさほど利用しなくなったとしても、イザって時に使えないのが嫌なので、なかなか購入者通信を解除しないものなんですね。

ですから、その合間合間にメルマガを投げて、正式な読者に誘導したり、場合によってはアフィリエイトも可能になるワケ。

これが実に効率が良いのです。

属性がバッチリですから、配信数に対する成約率がハンパではありませんし、よほど失礼なことをしなければ、ある意味優良な永年顧客を確保したようなものです。

この仕掛け方を熟知している人が、業界ではかなり躍進を遂げていますし、これからしばらくは通用する仕掛けでは無いかと思っています。

まとめ

ツール販売をサラリーマンが副業で行う、というのは、確かにとてもハードルが高いと思います。

まずはツールの作成をお願い出来るかどうか?首尾よく出来たとしても、販売者となり矢面に立ってくれるパートナーが見つかるかどうか。

少なくともこの2つの課題がありますからね。

でも、その労に報いるだけのリターンがあることは、ご理解いただけのでは無いでしょうか。

ツール販売は、一撃7ケタでは利かない利益を生みますから、かなり夢のある仕事です。

そんな展望を抱きつつ、ツールの案を模索しながら、アフィリエイト作業を行うのも悪くないと思いますよ(^^)