アフィリエイトで得た報酬はいつ現金化できるのか?ここって結構大事ですよね。

特に、一念発起して会社を辞め、アフィリエイトを専業で行おうとしていて、余剰資金がほとんど無い、という場合は、生活費の枯渇と常に向き合っていなければいけませんから、眠れない日を過ごすという人もいるくらいです。

また、あてにしていた報酬が、思っていた日に振り込まれずに、資金繰りが上手くいかず、最悪ライフラインの支払いが滞ってしまう、なんていうケースも考えられますので、ここはシッカリと認識しておきましょう。

ASPごとに支払い日が違います。

報酬の支払日は、ASPによって異なりますので、契約時に必ず確認しておきましょう。

その支払日ですが、概ね報酬が発生した月の、翌々月の月末とか、5日とか15日など、ASPの指定日に実施されます。ASPによっては、翌々々月にまで引っ張られるところもあります。

例えば、2015年3月27日にインフォトップで10,000円の報酬が発生した場合、あなたの口座に報酬が支払われるのは、2015年5月5日ですが、祭日の場合は翌営業日となりますので、2015年の場合は7日になる、ということです。

この処置は、ASPの資金繰りを考えると解るのですが、物販にしても情報商材にしても、ネットでの注文は殆どがクレジット決済の為、顧客からの注文が発生し、その注文が確定しても、ASPに入金があるのが、概ね翌々月の月末だからです。

初報酬を受け取る時など、待ち遠しくて仕方が無いと思いますが、これは継続して報酬を上げていけば、つまりアフィリエイト自体を辞めなければ、特段気にすることもなくなりますので、一番はじめの報酬を受け取るときだけは、注意して下さいね。

アフィリエイト成果には承認と非承認があります。

先ほど、ASPの資金繰りの話しをしましたが、その件(くだり)で、「その注文が確定しても」という表現を使いました。

これは、あなたがアフィリエイトの成果を出したとしても、それが100%収入になるワケでは無い、ということをご理解いただきたいからです。

どういうことかと言うと、例えばA8net案件で、あなたがレンタルサーバーのアフィリエイトを実践しており、成約を果たしたとしましょう。この時点で、あなたがA8netにログインすると、未承認成果として●●●円という表示がされます。

その後、もしかしたら、契約者が振込をされずキャンセルとなる、とか、あなたのアフィリエイトサイトに規約違反の文言が入っており、ASPが非承認にする、という経緯を辿ると、この成約が確定しないことになってしまうんですね。

ボクが物販を積極的に実施しないのが、この部分の不透明さが故(ゆえ)なのです。情報商材アフィリエイトの場合は、ほぼ100%確定、つまり成約=確定ですからね。

ですから、特に物販系ASPの場合ですと、この承認or非承認、つまり成約が確定するまでは、迂闊(うかつ)に喜んではいけない、ということです。

そしてもうひとつ注意点として

アフィリエイト報酬には支払い下限設定があります。

初報酬が上がった!首尾よく承認もされた!これで翌々月の●●日には報酬が振り込まれるね!

と、喜び勇むのは、まだ早いですw

これもASPによって異なるのですが、アフィリエイト報酬の支払いには、最下限金額が設定されているところが殆どです。

つまり、報酬総額が3000円以上とか、5000円以上にならないと、口座に振り込んでもらえないのです。

ここもASPの都合を考えれば解るのですが、振込には手数料が掛りますよね?膨大なアフィリエイターを抱えるASPにとっては、これを自社で負担したら、予算をかなり逼迫します。

ですから、ほとんどのASPは支払い手数料を、アフィリエイター負担としているのです。(これはASPに限ったことではありませんけどね)

そうなると、今度は我々アフィリエイターの立場で考えて、500円とか1000円程度の報酬を受け取るのに、手数料で735円とか掛ってしまうのは、非常に勿体ないです。下手すればマイナスですしね。

なので、ここは双方の都合を踏まえての処置と考えて、成果を積み重ねていく方向で納得しましょう。

まとめ

アフィリエイトの報酬は

  • 翌々月~の指定日に振り込まれます。
  • 成果には承認と非承認があります。
  • 報酬には最下限があります。

ちなみにここで、承認率が高いところとか、報酬の最下限金額が低いASPを選んで、アフィリエイトを実施しようと考えるのは得策ではありません。

そこで選んでしまうと、「自己都合」ですから、アフィリエイトで稼ぐための基本である「顧客視点」から外れてしまいますよね。

ASPを選ぶのは、やはり「売れている商品を扱っているところ」です。

私利私欲に目を奪われて、基本を見失わないようにして下さいね。