リサーチするポイント

あなたのサイトに、属性の濃いアクセスを呼び込む為の、
リサーチポイントご紹介記事の2回目です。

前回はヤフー知恵袋を代表とするインターネット掲示板の活用法を、
ザックリとお伝えしましたが、ネットで完結する手法は、
簡単なようで、実はこれ、結構手間は掛ります。

かの松下幸之助さんが、
問題は、その原因が解れば、解決したも同然である。

との名言を残しましたが、まさにその通りで、
訪問者さま(アクセス)の思考の根源である、
悩み・欲求が、リサーチを行うことで解ってしまえば、

あとは、その答え(解決方法・価値ある情報)を、
あなたのサイトで表現すれば、訪問者はお客様へと変化します。

大事なことは、如何にその問題を、ピンポイントで探せるか?
ということですね。

探す場所は、ひとつよりも、複数あった方が良いに決まっています。
今日は、ふたつ目の場所をご紹介しますが、ネットを離れた環境で、
顧客の問題を探してみましょう。

実店舗で需要をリサーチする

アフィリエイトキーワードを実店舗でリサーチする

インターネットを使って、アフィリエイトをするからと言って、
何もインターネットの情報でしか、リサーチをしてはいけない、
などという常識はありません。

むしろ、ネットを離れたところこそ、リアリティ溢れる情報、
信憑性の高い情報を、得ることが出来る場合も多いでしょう。

ちょっと話はそれますが、以前ボクは、実店舗のオープンに
携わったことがありました。

車業界の店舗だったのですが、販促の打ち合わせにおいて、
経験豊富な業界人から出てくる、広告の出稿場所が、
ステ看、野立て看板、バスの後ろの広告など、

「車に乗っている人の目に入るところ」

にしか目が行っていないことに気がつきました。

確かに、車に乗っている人しか相手にしない商売(店)なので、
理屈は解るのですけど、果たしてそれだけが正解なのか?
ボクはそんな疑問を抱きました。

そこでボクが指定したのが「駅貼り広告」です。

駅貼り広告で集客を狙う

直近のジャンクションステーション(横浜駅)に、
B全5連結の広告を展開し、行き交う人々に情報を訴求しました。

車を持っていても、常に車で移動する人は少ないだろう。
という発想があったからです。

結果は、計画の2倍近い集客が実現し、当然売上も、
予算の1.6倍を達成し、オープンギネスまで更新しました。

話題が、本題とちょっとかけ離れてしまいましたが、
ここで言いたいのは、固定観念を捨てることが大切であり、
例とか業界の常識とかに、縛られない発想が大事ですよ。

ということです。

書店でリサーチするポイント

書店でリサーチ

では、実際にリサーチする実店舗で、有益な情報が
得られやすい場所はどこか?ということなのですが、
筆頭に上げられるのが、やはり書店、本屋さんです。

一昔前と比較してしまうと、ネットやコンビニの普及により、
書店の店舗数は、だいぶ少なくなってしまいましたが、
その分、未だ営業を行っている店舗は、品揃えも豊富で、
まさに情報の宝庫と言って良いでしょう。

また、ブックオフをはじめとする古本業態の存在も、
情報を仕入れるにはありがたいですね。

あなたの、アフィリエイトで参入したいジャンルが、
まだ世間一般には広まっていないと感じる部類であれば、
ひとまず書店に行き、専門書の類(たぐい)が、
どの程度出版されているかを、調べてみると良いでしょう。

それだけで、かなり大きなアドバンテージになります。

本というのは、ネット上で公開するHPやブログと違い、
高額なコストをかけ、出版されます。

つまり、「試しに作ってみるか」と、適当なテーマで、
無料ブログをサクッとつくるような感覚で、
本をリリースすることは出来ないということ。

と、なれば、出版元は、十分にリサーチを行い
少なくとも「売れる見込みがある」と判断して
製作に取り掛かるハズですから、

あなたが参入したいジャンルで、専門書が出版されていれば、
それだけで、需要がある可能性が高いと判断出来ます。

それこそ、棚にいくつも同じような専門社が並んでいれば、
出版会社が凌ぎを削っているワケですから、
人気のジャンルかも、という仮説も立ちますよね。

本屋での見どころとしては、まずこのように、
ザックリとしたものでも良いです。
これだけでも、世の中の需要が、ある程度掴めます。

そして、首尾よくそこまでをリサーチ出来たとして、
世の需要が、そこそこあることも、把握出来たとしましょう。

次に目を向けるのは、本のタイトルと目次です。

これまたネットと違い、匿名性は皆無な著者や出版社が、
まさに、生業(なりわい)としている著書において、
中途半端なタイトルや見出しをつけるワケがありません。

ライティングや構成なども、もちろん参考になりますが、
ここでの目的はリサーチですので、タイトルと見出しに、
スポットを当て、注視してみましょう。

必ず、世の需要に供給すべく、タイトルや見出し、
つまり、具体的なターゲットを絞ったキーワードが、
散りばめられているハズです。

参考となる本が見つかったのであれば、
2~3冊は購入して、読み込んでみて下さい。
欲を言えば、もっと多数の専門書を読んで下さい。

そうすると、概ねどの本でも触れられているテーマが
あることに気がつきますので、それがそのジャンルの大分類テーマ、
共通のテーマであることが、お解りいただけるでしょう。

そのテーマが、あなたのサイトで、表現したいコンテンツと
合致したのであれば、もう怖いものはありません。

本の内容を要約したり、ご自身に言葉で表現したりして、
あなたのサイトで表現してみましょう。

アドセンスサイトであれば、これだけで成立しますよ。

リアル世界でのリサーチ場所として、書店は欠かせません。
頭に入れておいてくださいね。

コンビニ・駅の売店でリサーチする方法

次にチェックしたいところは、コンビニ駅の売店です。

駅の売店などで、文庫本サイズの豆知識本や、
参考書的な本を、ご覧になった記憶はありませんか?

そして、コンビニでは、通常の本棚の手前で

  • 「今さら人に聞けない冠婚葬祭マナー」
  • 「これだけで仕事が10倍速くなるエクセルマスター」
  • 「血液型の説明書」

など、ちょっとした疑問を解決するための本が、
それこそ、内容など殆ど変らない書籍が、
幾度となくリリースされています。

この現象は、「売れているから」に他なりません。

ずっと同じテーマ、同じ悩みを解決する本が売れる。
内容などほとんど変わらなくとも、繰り返し売れる。

その事実が導き出す答えとは、これらが

不偏的なテーマである

ということになります。
これは、サイトアフィリエイトに、もっとも適したテーマですね。

これらを実際に手にとり、眺めてみると、
実はそんなに大したことは書いて無いんですが、
それでも売れている、という事実。

ということは、この本であつかうテーマを、
より掘り下げてサイトにアップしていけば、
少なくとも需要があるテーマであるがゆえに、
ロングテールでアクセスを呼ぶことが可能になります。

サイトアフィリエイト以外にもアドセンスや
楽天アフィリエイトなどにも使えるリサーチ場所ですし、
何よりも、コンビニはいたるところにあります。

「さあ、リサーチでも行くか」と思い腰を上げずとも、
疲れて自宅に戻ったあと、PCを立ち上げてリサーチに向かわずとも、
日常生活の延長で、リサーチが出来るワケです。

つまり、普段の意識の差で、活用出来るリサーチの場です。

稼いでいる人は、こういう意識が非常に強いです。
常に、商売のネタを探してします。いわゆるアフィリ脳です。

あなたも、アフィリ脳を、鍛えていきましょう。

また、コンビニで販売されている書物は、
週刊誌やファッション雑誌など、
大衆向けの書籍が大半を占めています。

あとは新聞ですか。

これらをチェックすべきところは、まずコピーです。

「コンビニなどは、ジックリ買い物をするところでは無い。」

潜在的に我々はそういう認識でいますから、
雑誌などは、その存在を知ってもらうために、
表紙のコピーで、必死に自己アピールをしていますよね。

過激な言葉だったり、卑猥な言葉を用いて興味を引くのは
当然のように、フォントや文字の色などにも注力して、
何とか、忙しいボクたちを「立ち止まらせようと」しています。

この部分は、タイトルの付け方など、ライティング部分で、
また詳しく書きますが、リサーチすべきところとして
覚えておいて下さい。

ということで、リサーチポイントのご紹介、2回目はここまで。

明日は三つ目のリサーチ場所をご説明したいと思いますが、
次は場所というよりも…

詳細は次回。