模倣

習い事は模倣(真似ること)から入ることが定石です。

書道や茶道などは、先生の真似から入ることで上達するし、
だからこそ、良い先生を選ぶことから始めないといけない、
などとよく言います。

スポーツでも同じことで、監督やコーチの指導の大半は、
自らの経験などから導いた型を教えるという意味ですから、
真似させると言い換えることが出来ると思います。

これは、アフィリエイトサイトにも当然当てはまることで、
より多くの集客、より成約率の高い、より滞在時間の長い、
そんなサイトを構築するのであれば、先行者が作成した、
素晴らしいサイトが沢山あるのですから、とことん参考にし、
活用」させていただきましょう。

リアルビジネスからみたサイト模倣の有効性

競合調査

アフィリエイトサイトはあなたのお店でもあります。
ということは、以前も書きました。

お店商いを行う場所であるのですから、
競合店調査は欠かせません。

例えば、リアルビジネスにおいて、あなたがホームセンターの、
フロア長という立場だったとしましょう。

あなたの業務上の、最高の責任は、売上の構築です。

日々、従業員の接遇や、商品の品揃え、価格などを、
厳しくチェックし、またフォローをすることがあなたの仕事。

こうなると、ご自身で独自に勉強をしなければなりません。

評判のいい店は、どういうところに注力しているのか、
どの商品を推しているのか、店舗の演出はどうなのか?
これらのことを、実際に店舗視察を行い、調査する。

競合店調査とか、異業種調査ってやつですね。

これは、体力的にも、時間的にもリスクを伴います。

調査する店舗が、近ければまだ良いですが、
他県にある、という場合も少なくありませんので、
そうなると、一日仕事、下手すると出張になってしまう、
というケースだってあり得ます。

しかしこれが、インターネット上で行う、
アフィリエイトサイトであれば、話は全然違います。

北海道の人が作ったサイトであろうと、
沖縄の方が運営しているショップであろうと、
日本中、いや世界中の人が運営しているサイトへ、
クリックひとつで訪問出来てしまいます。

つまり、クリックひとつで、独自の勉強が出来る環境なのです。
インターネットの、最高の強みですよね。

では、真似すべきサイトの、参考にすべきところは、
一体どういう部分なのか?

少しだけ掘り下げてみましょう。

参考にするサイトは、あなた基準の判断で結構です。

あなた好みのサイト

参入ジャンルを見つけ、戦う場所が決まったら、
まずはネットサーフィンをして、参考にするサイトを
見つけていただきたいのですが、その場合の判断基準は

あなた

です。

つまり、あなたが見て

  • 記事はおもしろいか?
  • 記事の構成は見やすいか?
  • 文字の色や大きさは読みやすいか?

という判断で良いのです。

ここでもよく勘違いがありますが、
万人に向けたサイト構成にしないと、
アクセスが集まらないのでは?

というような発想です。

これをボクは、ファミレス発想と呼んでいます。

確かに、ファミレスのように、
万人向けするような味というは、
安心感があり、敷居も低く、
アクセスが多くなりそうな気がします。

しかし、アフィリエイトサイトの場合は、
如何に差別化が出来るかが勝負所ですので、
ファミレスサイトのような構成ですと、

印象に残らない

のです。

例えば、物販サイトで、ジャンルを決めて商品名で検索などしますと、
ランキングサイト口コミサイト価格訴求サイトなどが乱立しています。

ランキングなどは、誰もが納得する購入動機ですから、
このようなサイト構成が人気なのでしょうけど、
どれもこれも似たようなサイトで、全く見分けがつかない、

なんてことも良くあります。

あなたが参入するキーワードでサイトを作り、
ひとつのコンテンツとしてランキングを掲載するのは
もちろん賛成なのですが、それがメインコンテンツとなると、
その他の馬群に呑まれてしまうことでしょう。

ですから、WEB上で求められているのは、ある意味
個人で営業している定食屋のようなお店です。

  • ここの味が好き
  • ここの雰囲気が好き
  • ここの大将が好き。

読者さまに、そういう印象を持っていただかなければなりません。

ちょっと立ち寄ってみたら、思いのほか美味しかった。

そんな経験、あなたにもこれまでの人生で、
一度や二度はありますよね?

「あのお店がもうちょっと近くにあったらなー」

あなたがそう思った定食屋さんがあったなら、
恐らくそこは、ご近所さんで常に満員の繁盛店に
なっているのではないでしょうか。

WEBの世界では、前述の通り、クリックひとつで、
世界中のサイトへ訪問出来ます。

つまり、あなたのサイトを訪問して下さった方が、
「また見に来たい」
と思わせれば勝ちなワケです。

そう思って下さったならば、脚がよく通って下さるでしょう。
だって、クリックひとつなんですからね。

では、どんなサイトであれば、訪問者さまに、
「また来たい」
と思っていただけるか?

ジャンルを問わず、共通する部分をいくつか上げてみます。

読みやすい記事になっているか

読みやすい記事

何はともあれ、書いてあることを読ませる、
読む気にさせる構成というのが大事です。

読んでいただかなければ、リピーターになることは、
100%あり得ないのですから。

参考サイトの見どころとしては

[memo_h4 style=”1″ color=”green”]タイトルが魅力的か[/memo_h4]

まず一番注目して欲しいところですね。

あなたがクリックしたということは、
あなたにとって非常に魅力的な記事タイトルだったと。

記事の内容とリンクしているのは当然として、
どういう記事に対し、どういう記事タイトルをつけているのか?

これは、頻繁にメモを残し、書きため、勉強して欲しいです。

[memo_h4 style=”1″ color=”green”]見出しがあるか[/memo_h4]

文字の大きさや色を変えて、見出しを作っていると、
読みやすいですし、文章全体も引き締まります。

[memo_h4 style=”1″ color=”green”]適度な改行や余白があるか[/memo_h4]

余白無く文章を書きつづられると、
読みにくい、いや、読む気が無くなりますからね。

適度に改行を入れ、比較的
「縦長」
なサイト構成の方が読みやすいです。

[memo_h4 style=”1″ color=”green”]文字(フォント)の大きさは適正か[/memo_h4]

これは、意識しているターゲットにもよりますから、
あなたの判断で、読みやすい大きさかを見て下さい。

[memo_h4 style=”1″ color=”green”]言葉の意味が解らない単語が使われていないか[/memo_h4]

サイトはお店ですから、訪問者さんありきで、
構成しなければなりません。

訪問者さまが理解出来ない言葉でコンテンツを入れても、
それはタダの自己満足。キャッシュを生みません。

その他にも、まだまだあるのですが、
代表的な要点だけを上げてみました。

では最後に、サイトを真似する時の
最大の注意点をお伝えしておきます。

最初から完璧を目指さないことです。

完璧を目指さない

出来る限り、最短の時間で収益を上げたい。

そう考え、勉強熱心なあなたは、参考にするサイトを、
くまなくチェックして、模倣をはじめたとしましょう。

でも、はじめは、失敗してナンボですから、
はじめから、完璧など求めてはいけません。

いや、いけない、ということでは無いのですが、
あなたが目にし、参考にしたいと思ったサイトは、
簡単にあなたの目に止まったワケですから、
そうとうな熟練の方、達者な方が、作ったサイトであることは、
想像に難しくありませんよね。

となれば、断言しますけど、その方だって、
最初は絶対に苦労されたはずです。

書道の先生、野球のコーチ、プロゴルファー。

はじめて筆をもった時から、字が上手い人など、
この世にいませんし、はじめてボールを打った時から、
ホームランを量産出来た人もいませんし、
はじめてクラブを握ったときから、アンダーパーで
コースを回った人など、この世にいないのです。

アフィリエイトは、自分も手軽にはじめられますし、
ここで説明してきたとおり、参考にすべき素晴らしいサイトも、
クリックひとつで訪問出来てしまいます。

つまり、現実に見える部分と、隠れている部分が、
とても見分けがつきにくいんです。

あなたが素晴らしいと思えたサイトであればあるほど、
恐らくその過程は、大変だっただろうな・・・
と思う感覚ぐらいが調度よいのかも知れません。

でも、逆に言えば、努力さえしつづければ、
誰でもそのようなサイトが作れてしまうのが、
インターネットを使ったアフィリエイトサイトの強みです。

はじめから完璧を目指さずに、
日々コツコツと力をつけていきましょう。

その方法として、最適なのが、模倣なのです。