キーワードの公式

仕事というものは、一定のパターン化を果たすと、
著(いちじる)しく効率が上がる場合が多いです。

会社(組織)では、セクションごとに、仕事を振り分け、
いわば、その仕事に専属させる事で、効率化を図ります。
部署とは、そういう役割ですね。

アフィリエイトでも、工程をある程度テンプレート化することで、
一定の効率化は図れますし、外注化して運営している法人などは、
「ほぼ」システマチックに、業務を行っているところもあるようです。

「ほぼ」と注釈を入れたのは、どうしてもシステム上、
いわゆる「理論(ロジック)上」に、
乗せられない箇所があるからでして。

それが、キーワード選定です。

あなたも、もしかしたら、考えたことがあるのではないでしょうか?

仮に、Aというキーワード候補があって、
これを何かの公式にあてはめるだけで、
A+○○、A+○○+○○のように、

「稼げるキーワード」

を自動的に抽出してくれないかな?

みたいなことを。

少なくとも、ボクは考えたことがあります(笑)

いや、いまでも、考えてはいます。そして、
そういう装置を「とても欲しいと」と思っています。

あるワケが無いと知りつつです。
夢はみていたいですもの。

実際には、アフィリエイト用のキーワード探索ツール
というものが、世の中にはあり、使いようによっては、
まずまず実績が出るものがあったり、

キーワードの検索需要(ボリューム)を調査する際には、
重宝するものがあったりするのですが、残念ながら、
検索キーワードを、完全にシステム化することは不可能です。

それはなぜなら、検索するのが「人」だから。

もうこれは、当サイトでも、何度も書いておりますが、
アフィリエイトで成果を出すには、とにかく

検索者の立場にたって、(気持ちになって)

ものを発想しなければいけません。

ツールでは、検索窓に入力された言葉は解っても、
その検索者の気持ち(こころ)には、移入出来ません。

それが出来るのは、ボク達人間だけなのです。

ですが、「だから検索者の気持ちになって考えよう
と、突き放してしまうと、それを言っちゃあおしまいよ、
の世界となってしまいますので、あえてここでは、
あくまでもひとつの考え方の指標として、

「検索キーワードの公式」

というものをお伝えしようと思います。

検索キーワードの公式=検索者×感情×検索精度

キーワードの方式2

見出しで、いきなり答えを掲示してしまいましたが、
検索キーワードを、公式で表現すると、

検索する人の数×その人の感情×その人の検索スキル

このようになります。

どういうことか?具体的にご説明しますと、
例えば、このサイトにお越しのあなたですから、

アフィリエイトに興味があり、どうにかして、
アフィリエイトで稼ぎたい、とお考えでしょう。

あなたと同じ立場にいらっしゃるであろう人の、
今の感情と、検索スキルを例に上げてみます。

アフィリエイト+稼げない+○○で検索される人の気持ち

こういうキーワードでネットを検索される方の、
現状を考察してみますと、

ご自身が、アフィリエイトで稼げないでいる中で、
同じように稼げない人を探して、キズを舐め合いたい人。

ひとことで言えば、ネガティブ思考が強い人、と表現できます。
(あくまでもボク個人の仮説です)

そういう状態ですと、当然、検索スキルも向上しませんので、
サジェストワード(続くキーワード候補)もこのように

アフィリエイトで稼げない、のサジェストワード

さして候補がありません。

※某掲示板のワードが象徴的ですね。ボクの仮説の裏付けでもあります。

では、同じ稼げていない状態の人でも、
次の例ではどうでしょう。

アフィリエイト+稼げる+○○で検索される人の気持ち

こちらは、現状を打破したい気持ちが強く、なんとかしようと、
インターネットの情報に、そのヒントを求めたい。
という前向きな気持ちがうかがえます。

実際に、サジェストワードを見てみると、

アフィリエイトで稼げる、のサジェストワード

こんな具合です。

稼げるジャンル、というキーワードからは、
アフィリエイトで稼ぐには、どんなジャンルを攻めるべきか?
という答えを求めているのが伝わってきますし、

稼げるサイト、というキーワードからは、
稼いでいるサイトとは、どういうサイトなのかを、
紹介してくれるサイト(情報)を求めている気持ちを感じます。

このように、同じアフィリエイトで稼げていない
という環境(立場)にいるにも関わらず、
検索者によって、入力するキーワードが違いますし、

その先に続くキーワードは、ネガティブな方と
ポジティブな人との違いや、その人の感情によって、
深みを増すか、完結してしまうのかが左右されるのです。

この例から見ても、やはり検索者の立場に立たないと、
アフィリエイトは成立しない、ということは、
ご理解いただけるかと思います。

なぜなら、今回の例ですが、ネガティブ派かポジティブ派か、
あなたもどちら側かに属すると思いますが、その場合、

「私であればこう思うから、このキーワードで攻める」

という思考だけでは、反対の立場の方は振り向きもしません。

もちろん、私であれば、という発想(仮説)は大事なのですが、
私であればの発想キーワードと、そのキーワードで、
掲示するコンテンツは、市場とマッチしていなければ、

「結果=報酬」

が出ない(発生しない)のです。

検索キーワードの公式は使いよう

今回のエントリーは、公式とはいえ、
十分にこの発想をご理解いただいる方には
釈迦に説法だったかも知れませんが…

メールを頂戴したり、スカイプサポートなどを行っていると、
アフィリエイトを短絡的に考えていらっしゃる方から、

稼げるキーワードをズバリ教えて下さい。
稼げるキーワードを見つける場所を教えて下さい。
どうやれば、キーワードをすぐに見つけられますか?

などのご質問があったりします。

そういう方は、やはり考え方の基本である。
「顧客志向、お客様の立場に立って」
という発想が抜けているのです。

そんな方にむけ、発信した情報となりますので、
ご理解いただければ幸いです。

ちなみに、この記事の本文中は、ボクの仮説に基づき、
ご説明しましたが、この仮説という部分が非常に大事なので、
次のエントリーにて、取り扱ってみようと思います。