アフィリエイトのニーズをリサーチする

顧客獲得の為には、ニーズのリサーチが重要です。

そんなテーマでお届けしているコンテンツも今日で4回目。

まだまだ、お伝えしきれていないところがあると思うのですが、
一旦今回で、このテーマはまとめたいと思います。

今回お伝えするのは、3つ目のリサーチ場所。
そして、これまでとは一風変わったリサーチ場所です。

厳密に言えば、「場所」では無いのですが…

ニーズは人に聞く。

これまでにご紹介したニーズの検索場所も、
とどのつまりは、人が書いた(伝えている)ものです。

ヤフー知恵袋にしても、人の書き込みですし、
雑誌や専門書にしても、個人or組織という違いはあれど、
人が関わり、そして人が表現しているもの。

つまりは、直接「」からニーズを伺うことが、
もっとも早く、そして確実な情報を得ることが出来ます。

では、どうやれば、人からニーズを聴けるのか?
方法自体は、まったく大そうな話ではありませんが、
ご説明しましょう。

とにかく話す、そして聴く。

話す+聴く。

結論はこれだけです。

目安としては、あなたが話をするのは多くて2割。
お相手の方が8割くらいというのが理想ですね。

あなたは相槌(あいづち)を打つ程度で、
メインはお相手に話をしてもらう形です。

あなたが、参入を企てているアフィリエイトジャンルの、
悩みや欲求を抱いている、身近な方がいらっしゃれば、
最高の環境と言えます。

逆に、参入ジャンルを、身近な方が悩んでいらっしゃることから、
決定しても良いくらいです。
むしろ最初は、それが理想です。

とにかく話を聴いて、

  • なぜそうなったのか
  • どんな時にその感情をいだくのか
  • いつからそうなったのか
  • 解決の見込みはあるのか
  • あるとすれば、それはどうゆう方法なのか

これらの情報、つまり「この人しか知らない情報」を、
すべて引き出すように、話をして貰いましょう。

但しここで注意が必要です。

例えば、あなたのお友達が、糖尿病で悩まれていたとしましょう。

糖尿病の方へ、アフィリエイト出来る商品は、
物販でも情報でも、かなりありますので、
商品の提供にはこと欠かないジャンルです。

そんな方に、抱えている悩みを伺うことが出来れば、
これ以上無いといえるようなコンテンツのネタを、
いただけるかも知れません。

ですが、その際、解り易いヒアリングのような形を
とってしまうと、どうしても、話が固くなり、
取ってつけたような話、ひとことで言うならば

「嘘くさい話」

になりがちです。

  • なんでそうなったの?
  • いつからそうなったの?

と、先ほどあげた例を、ひとつひとつ伺う。

このような形ですと、お相手が構えてしまって、
話を作るといいますか、コンテンツとして、
独創性に欠けるような物になってしまう可能性があるということです。

身内の方とかであれば、ちょっとしたヒアリング形式でも
問題無いので良いでしょうが、お友達の方とかに伺う場合は、
構えられてしまうと、

「なんでそんなこと聴くの?」

みたいにややこしい話にもなりかねませんからね。

せっかくの情報源なのですから、言いかたは悪いですけど、
ここは思いきり話をして貰って、この人しか知らない、
この人しか経験していないような話を、どんどん引き出しましょう。

具体的には、自然な会話の中から、ネタを引き出す感じです。

とにかく話をする。
ディスカッションではなくトークで良いです。
ですから、電話でも良いのです。

以前、参入ジャンルを決める際に、
ターゲットを具体的にイメージすることが大切、
という話をしましたが、

参考記事→アフィリエイト対象者を明確にする方法

実際に存在する人から、生の情報を、本当に抱えている悩みを、
伺うことが出来るワケですから、あとはその解決方法を、
あなたがご提供するだけです良いのです。

アイデアは、自分で考えるのではなく、人からもらう。

売れる週刊誌などの、企画の原点はこうなのですが、
アフィリエイトでも、全く同じことが言えますね。

アンテナを常に張っておくことの重要性

何気ない会話の中に、商売のヒントとなることがある。

ボクは、そんな経験が一度や二度ではありませんので、
この「アイデアは人からもらうもの」という考え方に、
一切の疑問を感じません。

かと言って、

「ねえねえ、何かいい商売のネタない?」

こんなスケベ心で、相手がネタをくれるワケがありません。

ネタは、常に会話の端に存在しているのですから、
それを見逃さないように、自らのアンテナを、
常に張っていることが大切です。

これが、アフィリ脳の育成にも繋がりますしね。

ここで、ひとつ具体的な事例をあげましょう。
ボクが実体験した内容です。

もう12年ほど前になりますが、ボクが勤務していたのは、
車用品を扱うお店で、当時ボクは店長でした。

ある日、一人の中年男性が、店頭にたっているボクに声をかけ、

「バッテリーにつける、あの・・リングみたいなのある?」

と尋ねられました。

バッテリーに付けるリング…ボクはとっさに
「バッテリーのターミナルですかね?」
とお応えしましたが、

※ちなみにバッテリーのターミナルとはこれです。

すると、こちらの男性は

「いや、これじゃ無くて、フェルトみたいな素材のやつでさあ」

と、さらにご説明をされます。

ボクは少々思案し、思い当たる品があったのですが、
それが商品として提供されているのか?
それすら解らないものでした。

ちなみに、ボクが思い当たった品はこれで。

こういう風に使うと、バッテリー端子の腐食を防ぐ、というものです。

こちらの男性に、この品のことなのか?を確認すると、
まず間違いないご様子でした。

しかし、肝心の商品が無い。
しかも商品化されているのかも解らない状態です。

その旨をお客様にお伝えすると、

「そうか、じゃあしょうがないよなあ。あれがあると良いんだよなあ」

と、つぶやきながらお店を後にされました。

ここでボクはピンと来ます。

「確かにこれは、バッテリーを長持ちさせることが出来るから、お客様によろこばれるはずだ。」

「今のお客様みたいに、ご自身でそれに気付いている方など、そうはいないから、こちらから訴求していき、気付いていただければ、沢山の方にお買い上げいただけるはず。」

このような発想を抱き、即実行に移しました。

  • 商品として存在しているか?(幸いなことにありました)
  • 価格をいくらに設定するか?(当時オープンプライスだったの為)
  • どうやってご紹介するか?(店舗オペレーションの組み立て)

これらを着実にこなし、店内コンテストから社内コンテストの成功、
そして、その成功事例がグループ内にて公表されると、
別法人の方たちも、それを模倣して、成果を出され、
売上金額としては、数億円にも及ぶ寄与が出来ました。

ここでの本題と、お伝えしたい内容が異なりますので、
成功するまでのプロセスは端折りましたが、
結果的にこの売上は、お客様からいただいた、

「ひとことの不満・欲求」

から生まれた売上に他なりません。

そのひとことを逃さぬ為には、アンテナを常に張っていなければならないのです。

リサーチする場所、ポイントのまとめ。

4回に渡ってお届けしましたコンテンツですが、
まだまだ詳細については、触れられておりません。

追々、具体例を交えながら、深堀していければと思いますが、
ここで上げた事項は、全て同じくらい大事なことで、基本的です。

リサーチとは、何を、どこでするのか?

この基本を忘れずに、リサーチ、してみて下さい。