サイトを真似する前に

サイトを構築していくにあたり、
まずは模倣(マネ)から入るのが、
成功への近道という話を前回書きました。

しかし、模倣をするサイトは、ある程度慎重に選ばないと、
あとから、たいへんなことになってしまう可能性があります。

今日は、そんな危機を、あらかじめ回避できるように、
心構えの部分をお伝えしようと思います。

身の丈にあった作業を続けるために意識すること。

身の丈

いくら超有名大学の教授だからと言って、
その授業を、幼稚園児が受けて理解できるでしょうか?

答えはノーです。

イチローやダルビッシュに野球を教わったとして、
すぐにヒットを量産出来たり、150km超のストレートを
放れるようになるでしょうか?

これも、答えはノーです。

アフィリエイトサイトの構築も同様でして、
いきなり出来過ぎる人を模倣しようとしても、
上手くことが運ばないことが多いのです。

身の丈にあった作業とは、あなたが今のスキルから、
ほんの少し努力すれば、身につく知識と体力を持って、
取り組めるサイトを、まずは作るということです。

アフィリエイトサイト構築は登山?

アフィリエイトは登山のようなイメージです。

例えば、このようなサイトですが、
1番得するクレジットカード 徹底比較

激戦区と言えるクレジットカード 比較というキーワードで、
上位表示を果たしておりますので、
おそらく相当の収益を上げていることでしょう。

それもそのはず。

サイトデザインは、ちょっと今風ではありませんけど、
コンテンツ量がとんでも無いことになっています。

サイトタイトルカテゴライズサイト回遊性など、
どれを見ても、非の打ちどころが無いサイトですよね。

こういうサイトを見て「スゴイなあ」と感じることは、
大いに結構ですし、「いつかはこういうサイトを!」と、
心に誓うのも大賛成です。

しかし、いきなり「ああいうサイトを目指す!」というのは、
いささか効率がよろしくありません。

恐らく、ほぼ100%と言って良いと思いますが、
その思いは、志半ばで潰えてしまうことでしょう。

収益化を果たすまえに、あなたの心が折れてしまう、
そんな危険性が高いと言えます。

そもそも、クレジットカード 比較 という場所で、
戦うことを目的としているサイトですので、
このような大型パワーサイトとしなければならないワケです。

これまで、当サイトでお伝えいていますように、
どこで戦うか?を考えれば、必然的に別の場所を選ぶでしょうし、
そうなれば、ここまでのコンテンツサイトにせずとも、
十分に収益が見込めるサイトとなるでしょう。

具体的には、最初は30コンテンツくらいの小規模サイトで、
勝負できる場所を探し、まずは少額でも、
収益化が見込めるサイトを構築してきましょう。

ネットを見回せば、そのようなサイトは本当に沢山ありますので、
それらの中から、あなたの感性でマッチしたサイトを、
模倣すれば良いのです。

1つサイトを作ってしまえば、あとは横展開ですから、
同じ要領で、別のキーワードからの集客を狙った、
サイトを複数つくることをおススメします。

こうなると、必然的にサイトを構築するに必要な、
基礎体力がついてきますので、次のステップである、
100~300コンテンツの中規模サイト構築に進んでいきましょう。

このように、サイト構築は、順を踏んでいきましょう。

だって、昨日はじめた山登り初心者が、いきなり、
チョモランマに登れるワケがありませんよね?

アフィリエイト初心者が、いきなり高い山(大型サイト)
の構築に挑むのは、遭難確実の危険極まりない行為。

サイト構築は、上を見すぎずに、まずは体力を培いつつ、
一歩づつ進めていけばよいのです。

うわべだけの言葉や、型・形だけを追わない。

上辺の顔

では、小規模サイトの構築から、手を付け始めたとして、
参考にするサイトを見つけ、あなたは模倣をして、
ご自身のサイトコンテンツを詰め込んでいくワケですが、

模倣先サイトの、うわべだけをなぞったり、
サイトの形だけをマネすることはしてはいけません。

形から入ることも、大事と言えば大事なのですが、
うわべだけ、形だけ、をマネしても、
結局あとが続かないのです。

真似をするにあたって、心掛けて欲しいのは
管理人さんには、どういう意図があって、

  • この商品を選んでいるのか?
  • ここに広告が貼ってあるのか?
  • ここへリンクを送っているのか?

など、管理人さんの意志を予測し、あなたが実践する工程に、
キチンと意味を持たせて実施することが大事です。

そうすることにより、徐々に独自の感覚が磨かれ、
これまで参考にしていたサイトの魅力プラス、
あなたの感性を活かしたサイトを、構築することが出来るでしょう。

この作業を、とにかくマネすることを優先し、
サイトを構築していても、得られるスキルは限られますし、
作業もだんだんと飽きが生じてきます。

その顕著(けんちょ)な例が、次のジャンルですね。

ビジネス系レビューサイトの危険性

レビューサイトの危険性

ボクも運営しておりますが、特に情報商材を扱う、
ビジネス系レビューサイトなどを運営する場合は、
前述の部分を特に意識しましょう。

レビューサイトというのは、管理人の主観所感
披露する場所です。

よって、あなたが、そのレビューサイトを参考にしよう、
と思った場合は、そのサイトの管理人さんの意見なり、
考え方が、あなたと近いとか、感性が似ているという、
可能性が高いです。

そこを、ご自身でしっかり意識していないと、
最悪、知らず知らずのうちに、あなたのサイトが
お手本サイトのコピーサイトと化してしまう、
というケースが考えられます。

事実、この手のレビューサイトは、
似たような作りのサイトだらけですしね。

訪問者にしてみれば、どこで買っても一緒、
いや、下手をすると、嫌気がさして、どこででも買いたくない、
と思われてしまう、そんなケースだってあるでしょう。

これでは、元も子もありませんよね。

真似するといっても、ビジネスですから、
猿真似ではいけません。

サイトの模倣という行為は、あくまでも、

あなたの感性を磨くための手段

そんな感覚で臨んでいただければ良いのではないでしょうか。