サラリーマンが副業でアフィリエイトに取り組む場合、最大の心配事であり、ネックとなるのが、会社に名前がバレてしまうこと。

納税の時にもそうですが、普段の活動でも、専業で取り組んでいる人と違って、名前を出すワケには行きませんので、必然的に活動範囲が狭められてしまいます。

解り易く言えば、まずメルマガの配信が難しいですよね。

また、全般的にアフィリエイトは、ハンドルネールでも活動出来ますが、どうしても本名を名乗ることが出来れば・・・と、臍(ホゾ)をかむ時があります。

出来ることであれば、際限なく稼げる環境を整えたい、と考える副業アフィリエイターのあなたへ、今日はボクの経験による、活動範囲の限定解除方法をお伝えしようと思います。

名前を明かさずメルマガを配信する方法はあるのか

副業アフィリエイターの活動範囲で、真っ先に解決したいところ。それは前述の通りメルマガだと思います。

そのメルマガを配信する場合、当たり前ですが、特定電子メール法特定商取引法を良く理解し、遵守する必要があります。

リンク先のPDFは、お役所仕事らしく、非常にかたい感じで表現されていますが、両法律を解り易く噛み砕きますと、

  • 受信者の了承をキチンと受けて配信しなさい
  • 送信者は責任者の情報をちゃんと明記しなさい
  • メールには配信停止方法をしっかりと明記しなさい

とまあ、こういうことが書いてあります。

今となっては、当たり前のことですし、逆の立場(あなたが受信する立場)であれば、この手の記載がないメルマガがもし届いたら、かなり怪しいと思いますよね?

ですから、あなたがメルマガを配信する場合、これらの記述をしっかりと明記する必要があるのですが、ここで問題なのが、

送信者の情報を明記=本名を開示

というところ。

原則としては、ここにあなたの本名や居所を記載すべきなのですが、それがままならないと。

そんな時の対処法として、一番カンタンな方法は、家族の名前を使うことです。

ボクの場合、家内の了承を得て、家内に配信責任者となって貰いましたので、それを記載していました。

この「了承を得る」というところが、絶対に必要なことだと思いますが、これで違法行為では無いとボクは判断したんですね。

今は会社を辞め、法人化しましたので、全て堂々と記載していますけど、当時は苦肉の策として、こんな作戦を取っていました。

ご家族の同意を得られない(ご家族が不在)の場合

理屈的には「請け負って下さる法人なり個人」がいらっしゃれば、メルマガ配信は可能です。

要は、提携先を設け、実費+手数料などを支払って、配信責任者になっていただくということです。

ボクも2度ほど活用しましたが、メルマガにも号外広告というサービスがありますので、形は少々異なりますけど、ある意味匿名でのメルマガ配信が可能となります。

号外広告の場合は、リストの数によりますけど、費用が10万円~20万円が相場だと思いますので、予算との相談は必要ですが、有効な販促と成り得ますので、時期が来たらご検討いただければと思いますね。

メルマガ配信で絶対に意識すべきこと

ということで、副業でアフィリエイトを実践する場合でも、結論としては名前を出さずにメルマガを配信することは可能と言えます。

メルマガは攻めの販促と呼ばれるように、上手く活用すれば相当な破壊力を秘めていますので、売上の拡大に大きく寄与する販促です。

そして、これまでの経験から言えることなのですが、メルマガの配信については、受取側への配慮を忘れなければ、そこまで敷居の高い販促施策では無いと思います。

しかし、逆に言えば、その配慮を忘れる(配信停止方法の未記載、迷惑行為など)と、非常に悪質な行為となりますから、最悪処罰の対象とも成り得ます。

あくまでも法令を遵守し活動する、という心掛けは常に忘れないで下さいね。