サラリーマンの方が、いざ副業をはじめようと考え、インターネットで
- どんな仕事があるのか
- どれくらい稼げるのか
- どんな仕事に人気があるのか
これらを調べようとするのは、現代であればごく自然の流れでしょう。
そんなシーンであれば、素人の場合、大抵は「ランキング」という表現の情報を、鵜呑みにしてしまうことも考えられます。
気持ちは解らないでもありませんが、安直な情報の受け入れは、結局「遠回り」をしかねません。
今日はそんなお話を。
副業ランキングサイトの実態
試しに、グーグルの検索窓に「副業」と入れてみると
ご覧のように、サジェストワードに「ランキング」とシッカリと表示されますし、月間の検索ボリュームもこんな感じで
かなり検索需要のあるキーワードだということが解りますね。
これらの需要に応えるために、さまざまなランキングサイトが、自己主張を繰り広げているWEB社会なのですが、その実態をよーく観察すると、面白い状況が見えてきます。
結局はポジショントークが大半です。
試しに、検索上位から数サイトを見てみたところ、ランキングの1位は
- せどり
- アンケートモニター
- アフィリエイト
- ポイントサイト
- FX
となっています。
これはどういうことでしょうw
まあ、男性と女性の違い、そして本業の違い、更にはランキングの元となるデータの取得先が違う、ということなんでしょうけど、結局はそのデータの精度が眉唾(まゆつば)ですから、どのサイトも結局はポジショントークをしているに過ぎないということです。
この場合のポジショントーク=自分(管理人)に有利な情報を1位にしている、ということですね。
参考記事→ポジショントークにご用心
どのサイトの1位情報は、それなりに稼げるような気持ちにさせてくれますし、メリット&デメリットもある程度は教えてくれていますが、結局はどのビジネスも「やってみないと解りません」から、これらの情報を、更に独自に精査する必要があるのです。
これも前に書きましたが、ネットという情報収集場所の正しい使い方というのは、
まず調べたいこと(情報)を調べる。
そして、
その情報があっているかを調べる。
という作業が必要ってことなんです。
ボクの感触で言うと、ネットで表現されている情報というのは、ポジショントークと同様の、正しくもあり、そうとも言えない情報、と言えるものが半数を超えています。
実際に、ぽっと目にしたランキングサイトの情報を真に受けてしまって、いざ実践してみたら、全然上手く行かなかった・・・
何度かそういう失敗をしたことがある方も多いでしょう。
ポイントサイトやアンケートモニターなどは、失敗してもまだカワイイものですが、迂闊(うかつ)にFXなどに手を出してしまい、取り返しのつかないことになってしまっては、目も当てられません。(決してFXが稼げないということではありませんよ)
そもそも副業とは言え、仕事なのですから、いくらランキングで上位に来ていても、万人がそのビジネスで成功するとは限りませんよね。
ということで、あなたに合った副業を見つけるためには、安易にランキングで決めるのではなく、下記の事項に注意して下さい。
副業ランキングサイトの正しい活用方法
まず、ランキングサイトは
どんなビジネスがあるのか?
という情報を拾う為の場所、いわゆるポータルサイトという位置づけで眺めるに留めた方が良いと思います。
そののちに、その中で得た情報(この場合は、美味しいところだけでも構わないと思います)の精度を、独自でキチンと調査していく、という流れですね。
そうすれば、必然的に美味しい話しばかりでは無い、ということも、調査の過程で解ってくるでしょう。