あなたは、ノマドという言葉をご存じですか?
英語では、本来「遊牧民」という意味らしく、ウィキぺディアから引用すると
ノマドワーカー(英語版) ・ノマドワーキング – 特定のオフィスなどを持たない働き方をする人、働き方。
ということです。
何年くらい前でしたか・・・この手の働き方を望む世代、そして提供する企業のことが、話題になりました。
- 会社に働く時間を拘束されない=自由
- 特定のオフィスを持たない=自由
- 働き方を強制されない=自由
とにかく「自由」というフレーズを打ち出していましたので、ボクは当時、企業の新しい人材確保戦術としか捉えていなかったのですが、今はこれを求めるのが、特に若い世代(20代)に限りませんから、この自由というキーワードは、時代・世代を問わず、人間を魅了することばなのかも知れませんね。
さて、そんなノマド(ノマドワーキング)ですが、アフィリエイトとの相性はどうなのか?
つまり、サラリーマンが副業として取り組んでいたアフィリエイトで、独立=ノマドワークが出来るのか?
そんなことを今日は書いてみたいと思います。
アフィリエイターはノマドワーカーとなれるのか。
前述しました、時間・場所・働き方にシバリが無い=自由という定義であり、それがノマドワーキングであるならば、アフィリエイトでのノマド化は可能と言えます。
PCとインターネット環境さえあれば、自宅でも、図書館でも、カフェでも、車・電車でも、アフィリエイトの仕事は出来ますから、シバリの無い自由な働き方は十分に可能です。
ボクなど、40代半ばなので、たまには外で、ノマドワーカーを気取って見るか、なんて思う時もありますが、なかなか腰が重くて、外出する気にならず、ほぼ自宅での引きこもり作業がメインですがw
学者や作家ではありませんけど、その気になれば、帰宅の予定を区切らずに旅行に出かけ、旅先で仕事をするなんてことも全然可能と言えば可能です。
そう考えると、古くからこういう働き方はあったとも言えますね。
拘束されることを望まず、自分らしく生きて行く。
自由ということは、そういうことだと考え、覚悟を決めてその道に進むのであれば、この環境を手にいれられるアフィリエイトというビジネスは、あなたにとって非常にメリットだと思います。
ノマドワークのデメリット
拘束を受けない自由な働き方ですから、逆に言えば、だれも拘束出来ない立場にある、ということです。
つまり、組織に属さない完全なフリーランスですから、自ずと事業規模は限られてしまいますよね。
外注などを上手く使えば、それ相応に事業規模の拡大は図れますけど、言いかたは悪いですが、所詮その程度まで、ということになります。
強い組織というのは、組織の方針、つまりリーダーの考え方が、末端徹底されていますから、時流に乗り、事業が拡大路線を図る際には、猛烈な勢いで発展を遂げることが可能です。
今の時代、このような組織が、これから出てくるかどうかは別として、フリーと組織とでは、それだけ違いがあるということです。
これをメリットと取るか、デメリットと取るか。
そもそも、そういう事(強い組織に属すること)を望んでいない、そんなに莫大な収入や発展を望んでいない、ということあれば、ノマドワークの道を選んでも良いとは思いますよ。
アフィエイターとして独立する時に注意すべきこと
結論として、アフィリエイターとして独立し、それなりの収入で生きていくことを決めたのであれば、ノマドワークと呼ばれる、自由なワーキングスタイルで、仕事をしていくことは可能と言えます。
。。。言えますが。
この「それなりの収入」というところに、十分気を付けて下さい。
サラリーマンで、食うに困らない程度のサラリーを毎月受け取りつつ、副業で取り組んでいたアフィリエイト報酬が伸びて来たから、独立を果たす。
これはある意味、理想のモデルです。
ですが、そのアフィリエイト収入が、安定したサラリーを受け取りつつであるがゆえ、可能であったという場合もあるのです。
スポーツでいうところの、アドバンテージ、先取点とかリードと呼ばれるところ。
副業アフィリエイターにとって、サラリーマンの給料というのは、時間を費やしている変わりに得ている、ある意味アドバンテージなのです。
アドバンテージがあれば、主導権が握れます。時には大胆な戦術にも打って出れます。
そういうことが可能な状態であったからこそ、これまでの収入があったという場合も、往々にして考えられるのです。
それこそまかり間違っても、さほどアフィリエイト収入が無いうちから、ノマドワーカーに憧れたという理由だけで、本業を捨て独立することなどは、感心出来ることではありません。
アフィリエイターとして独立するには、最低でもひとつ、出来れば2つ以上の、向こう1~2年程度、ギリギリでも生活出来るであろう、収入を確保出来るキャッシュポイントを、WEB上に設置している段階で、考えるべきだと思います。