前回、アフィリエイターは、ノマドワーカーとして生きていけることを書きましたが、ノマドワークの重要な要素である、時間的拘束が本当に無いのか?そしてそれがメリットと言えるのか?というところを今日は書きたいと思います。

アフィリエイターが問われる自己管理能力

アフィリエイターとして活動を始めた時点で、本業でも副業でも、イチ経営者、イチ個人事業主としての行動を余儀なくされます。

当たり前ですけど、稼いだ所得は納税後、全て自分の物となるのですから、これは当然のことですよね。

今となっては、経営者兼プレイヤーであるボクに、業務上で指示を出す人は、誰もいません。

何時にこのブログ記事を更新して、メルマガ読者はいつまでに何人集めて、●●の特化型サイトのコンテンツは何個用意して・・・

など、これら「飯のタネ」を、自分で見つけて、自分で果たすという作業の繰り返しです。

誰にも指示されない、ということは、誰にも叱られないということですから、何をやっても叱られませんし、最悪、何も仕事をしなくても叱られません。

となれば、人間は易きに流れるものですから、ダメ人間になる可能性だってあるんですよ。

そうはならないように、問われるのが、自己管理能力。

アフィリエイトの、営業成績を決める要素のひとつであるブランディングが、自己演出(自己プロデュース)能力だとすれば、自らを律し、仕事に向かう姿勢を保つ能力が管理能力と言えるでしょう。

営業だけで、もしくは管理(総務)だけで、会社が成り立つはずがありませんから、経営者であるボクやあなたは、この2つの能力を、自分ひとりで磨いていかなければならないのです。

アフィリエイターの自己管理方法

まだボクも専業となって間もないですし、偉そうなことは言えないのですが、副業で取り組んでいた時から、意識して継続していることがありますので、まずはここをお伝えしておきましょう。

自らを律する方法として有効なのは、作業の完成期日を決めてから取り掛かる、というもの。

  • この記事は今日の●時までに仕上げる。
  • この特典は●月●日に仕上げる。
  • この販売ページは●日までに仕上げて貰う手配をする。

などなど。

自分で行う作業については、目安ではなく、確実に仕上げる日を決めてから取り掛かります。

ボクの場合、そうしないと、いつまで経っても仕上がりませんのでw

しかも特典などは、クライアントさんに宣言してしまえば、それを守らざるを得ませんしね。

自分への甘えが、お客様に迷惑を掛けてしまうとなれば、必然的に気合いも入りますから。

また、外注に出す場合は、お相手の事情もあることなので、一発で決まることは無いのですが、必ず前提として納期ありきで打ち合わせをしていきます。

限りなくクオリティを求めて行く人もいるとは思いますが、これってお店の店飾と一緒で、実際にはキリが無いんですよ。

なので、ボクはこれまで、まずは納期ありき。その限られた期間で、どれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるかどうかで、次回また依頼するかしないかを判断させていただく感じですね。

ちょっと話がズレましたが、自己管理の具体的方法として「期限を設ける」という手法。

有効ですから、覚えておいて下さい。

今日のまとめ

このように、アフィリエイターとして活動する場合、対外的に時間的拘束を受けることはありませんが、効率よく作業を行い、そして自らを堕落させないためにも、時間管理はしたほうが良いと思っています。

そして、ひいてはこれが、自己管理能力の向上に繋がっていくものと思います。

余談ですが、これ、サラリーマンでも同じと言えば同じなんですよね。

会社の規模にもよると思われますが、管理職といわれるポストでも、ある程度まで行くと、会社から課題や指示を与えられることはありません。

ただ、事業計画を与えられるのみ。

その計画を達成させるために、自分のチームは何が課題で、どう解決していくか?という部分を、自分で見つけ、部下に指示をしていかなければなりません。

首尾よく計画を達成すれば、「それがお前の仕事だろ」で終了。万が一未達で終われば、何も仕事をしていないのと一緒という扱いを受ける。

これが会社としては当たり前の評価ですし、文句は言いませんでしたけど、やっぱりボクも人間ですから、最終的には自分を取ったというところですね。

結局、ものごとは表裏一体。

時間的拘束があるのも無いのも、双方メリットとも取れるし、デメリットとも取れる。

結局は自分の取り方次第ってことですね。