TVのバラエティで「しくじり先生 俺みたいになるな」という番組がありますが、そこに出てくる芸人さんやタレントさんの中に、キャラ作りを失敗してしまったという人が何人かいます。
今となっては話せるけど・・・という具合の、いわゆる自虐ネタですが、恐らくその当時は、笑うに笑えない生活を送っていただろうな、と思う人もいました。
メンタリストDaiGoという方は、メンタリストという肩書なのに、メンタルがボロボロだったということで、笑いを誘っておりましたが、やはりこういうキャラ設定というのは、無理なく継続していけるものにしなくてはなりません。
今日は、サイト運営にあたって、必要なキャラ設定というところにスポットを当ててみようと思います。
キャラクター設定ってどんなこと?
かの忌野清志郎はかつて、サラリーマンは、子供じゃ無ければふたつ以上の顔を持っている、と歌いました。
組織で働く以上、本当の自分の顔と、仕事用の顔というものを、普通は持ち合わせていますよね。
食っていく為に、会社勤めを選んだ以上、己のやりたいことをやり、言いたいことだけを言うということでは、その生活は成り立ちませんから。
会社では、上司の指示は絶対でしょうし、部下に言いたいことを言えないときもあるでしょう。
小売りや接客業においては、お客様が絶対でしょうから、時には手前どものミスでは無い場合でも、お詫びしなくてはならないシーンもあると思います。
自宅では夫・妻・親の顔、会社では仕事の顔、ようやくのプライベートでも、仲間内では自分の立ち位置を考えた自分の顔、というような方だって大勢いらっしゃるでしょう。
このように、ほどんどの方は、人生において、いろいろなシーンで、自分のキャラクターを設定し、そのキャラクターを使い分けている、と言えると思うのです。
アフィリエイトサイトでのキャラクター設定の重要性
アフィリエイトサイトを運営する上でも、キャラクター設定はとても大事です。
当たり前ですが、
43歳の管理人が推奨する効果が見込める育毛剤はこれ!
こんなコピーよりも、このサイト→http://ikumouzai.jp/
の方が、訪問者さまに与えるインパクトも説得力も全然上ですよね?
キャラ設定とは、別に奇をてらうことをする、ということでは無く、あくまでも自らそのキャラに成りきることで、発信する情報の精読性を増すために行うべきだと思います。
なので、あなたがサイトを作る際、
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という具合に、自ら公言してしまえば、結果それに沿うようなサイト作りをすることになりますから、結果「質の高いコンテンツ」が詰まったサイトが出来上がります。
特に、これまで扱ったことの無かったジャンルや、もともとは興味の無かったジャンルなどを手掛ける場合などは、このキャラ設定というのがとても効果を発揮するんですね。
キャラ設定は無理なく続けることが出来るものを。
とは言え、扱うジャンル問わず、大風呂敷を広げてしまうのは、かなり危険な行為です。
FXサイトやクレジットカードなど、強者が居並ぶジャンルで大見得(おおみえ)をきってしまうと、ハナであしらわれてしまう可能性がありますからね。
コンビニ研究科とか、アイスクリームの達人など、ネットに限らず、現代は言った者勝ちという傾向にありますので、あなたの度胸次第で、全然言ってしまっても構わないと思うのですが、それでも注意すべきは
そのキャラが長く続けられるのか?
というところです。
言った者勝ち=何でも書いて良い。と拡大解釈してしまうと、結局痛い目を見るのは自分ですからね。
ボクみたいな、ビジネス系情報商材を扱うレビューサイトでよく目にする、
月収云百万円稼いで自由を手にしています!
みたいな大見得をきって、大体3か月くらいで更新が途絶えてしまうサイトが多いのは、明らかにキャラ設定の失敗なんです。
そうならない為にも、いくらキャラ設定とは言え、ウソはいけません。
ウソなど書かなくとも、キャラ設定などはいくらでも可能(自称●●で通用する設定をすればいいのです)なのですから、長く続けられるキャラクターを模索して下さいね。